保険が使える漢方診療・漢方治療 証クリニック 東京吉祥寺・東京千代田区神田(漢方内科・内科・神経内科・漢方消化器内科・漢方神経科)

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漢方科が正式な診療標榜科目になりました

漢方科ができました

「この4月から、『漢方科』が正式な診療標榜(ひょうぼう)科目になりました」…そう言われても、これまでに漢方治療をお受けになった方は、「えっ?…だって漢方は昔から日本にある伝統医学でしょう?それがなぜ今頃?」あるいは「じゃあ、今まで受けていた漢方治療は何だったの?」とお思いでしょう。

信じられないことかもしれませんが、いままでわが国には「漢方科」という診療科目はまったく存在しなかったのです。したがって、あなたがお受けになってきた漢方治療とは、内科や小児科などの各科の医師が、あくまでも各科の診療の"一部として"取り入れていただけだったのです。

そもそも漢方は、明治時代に一度すっかり衰退してしまいました。江戸時代までは医学といえば漢方で、医師=漢方医でしたが、医師はすべて自己申告で診療していましたので、レベルがばらばらだったのでしょう。これではいけないと、明治政府が医師の資格制度を整備しました。それによると、医師は"漢方治療をやりたければやってもよいが、その前に西洋医学からなる国家試験にパスすること"が条件となりました。このため、おのずと漢方医が減ってしまったわけです。

しかし、制度面ではどうあれ、国民・患者は漢方をずっと必要としてきたのです。時代が下り現代医学が進んでも、一向に治らない病気がある。あるいは"異常なし・気のせい"として切り捨てられる患者さんがいる。そこに漢方が効いたわけです。一部の医師により細々と継承されてきた漢方でしたが、1976年になって漢方エキス製剤が健康保険診療で使えるようになり、普通に病気の治療に用いられるようになってから、一気に勢いを盛り返してきました。いまでは医師の8割が漢方薬を使いこなすまでになりました。こういう流れを受けて、大学医学部でも漢方を正規に教えるようになり、一定の条件を満たした漢方医は「漢方専門医」を名乗ることができるように正式に認められました。そしてついに「漢方科」を標榜すること、すなわち公式に「漢方医」と名乗ることが可能となったわけです。

いわば、漢方がとうとう眠りから覚めたというわけです。これからも「漢方科」をどうぞよろしく。

漢方消化器内科を標榜いたします

平成20年4月から、“漢方科”が標榜診療科目として正式に認められることになりました。すでに“漢方診療”や“東洋医学”を謳っていた医療機関もありましたが、それはあくまでも「来院される皆様へのご案内」としてのものでした。歴史的には明治以降、医師は西洋医学を学んだ者に限るという医療制度のゆえ、いったんはこの国の医学の中から漢方医学が排除されてしまった経緯があります。しかしながら科学的な現代医学とは異なる哲学的・伝統的背景を持った漢方医学が、これまでも、そしてこれからも病める人々の力と支えになるであろうことは確かでありましょう。遺伝子治療・移植・再生医療など科学技術のさらなる発展が期待される21世紀に、医療制度の中で公的に“漢方科”が標榜できるようになったということは、多様性を認め幅広く社会のニーズに応じることができることを保障されたものであり、社会的福音であると私は思います。

さてこの機会に、証クリニックでは“漢方消化器内科”を標榜させていただくことになりました。

漢方診療は全身のあらゆる症状とともに心身全体のあり方と向き合うその性質から、まさしく総合診療であると考えており、当クリニックでは内科学全般はもとより皮膚科・婦人科・整形外科領域などに亘って幅広く対応させていただいております。そして喘息・アトピー性皮膚炎などの各種アレルギー性疾患や関節リウマチなどの自己免疫病、現代医学のみでは対応困難な神経疾患、月経困難症・不妊症・更年期障害などを中心にさまざまな症状・疾患について、現代医学的な縦糸の診療科を漢方という横糸でつなぐことで、全人的な医療を志しています。

その中で“消化器内科”を特徴づけさせていただくのは、これまで消化器内視鏡専門医として診療に従事してきた現代医学的経験と知識を活かしつつ、受診動機として特に頻度の高い胃腸障害の方々に漢方の力でお応えしたいと考えたからです。内視鏡検査をしても潰瘍などの異常が見つからない機能性胃腸症といわれる非潰瘍性消化不良(NUD)や、過敏性腸症候群(IBD)、便秘や胃食道逆流症(GERD)など、ストレス・自律神経の関与した機能失調状態には、漢方治療がよい適応となります。簡潔に言えば、「漢方で胃腸の症状を整えましょう」ということになります。なお現代医学的に必要と判断しましたら、各種検査をお勧めしたり西洋薬も処方いたします。また内視鏡検査が必要な場合や当クリニックだけでは対応が困難なことがあれば、近隣の専門機関へのご紹介をいたしております。

一つの特徴づけとして漢方消化器内科がわかりやすい旗印になり、胃腸の症状でお困りの方のお力になれましたら幸いです。

証クリニック神田・漢方精神科を受診なさる前に…

精神障害において、漢方薬のよい適応となるのは、神経症・心身症における自律神経症状です。
自律神経症状は多岐にわたりますが、主として過緊張に伴う症状であり、
例えば、頭重感、肩や首のこり、動悸、めまい、腹部の違和感、消化不良、下痢、便秘などがあり、
慢性化して長期化することで、食欲の低下、不眠、焦燥、集中力の低下などにもつながります。
それらの症状は、向精神薬でうまく治療できないことも多いのですが、
漢方薬による治療で改善なさる方が少なくありません。
ただし、それらの病状に対して
漢方薬単独ではなく、向精神薬を併用した方がよい場合もあります。

他方、統合失調症や感情障害(躁うつ病やうつ病)は、
向精神薬による薬物療法が必須であり、漢方薬単独での治療は行いません。

また、認知症や脳血管障害などによる器質性精神障害の精神症状に対して、
漢方薬がよく効くこともありますが、
それらの障害に対しては詳細な身体的検査が必要となります。

また、慢性の機能低下に対しては
介護保険制度などを利用しての長期的なリハビリテーションが欠かせませんし、
抗認知症薬などによる進行抑制のための薬物療法が必要なこともあります。

さらには、統合失調症,感情障害,器質性精神障害などの精神障害は、
精神病床での入院治療を要することも少なくありません。

その他、パーソナリティ障害や発達障害においては、一部の症状に漢方薬が効くことはありますが、
障害そのものに対する治療は確立されておりません。

当クリニックは漢方治療専門のクリニックですので、
統合失調症、感情障害、器質性精神障害、パーソナリティ障害、発達障害などの
精神障害の治療については原則として対象とせず、
専門の精神科病院や総合病院精神科での治療をお勧めいたします。
また、神経症であっても、強迫性障害や心的外傷後ストレス障害(PTSD)など、
引きこもりが激しい場合や、心理療法などの特殊な治療が必要となる場合には、
同様に他の精神科専門医療機関への受診をお勧めいたします。

漢方精神科は証クリニック神田でのみ受け付けております。
証クリニック吉祥寺では受診いただけませんので、あらかじめご了承ください。