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暮らしと漢方

疲労回復のために食習慣とシエスタのすすめ

時代小説で有名な池波正太郎の作品は、江戸の食文化の描写にも魅力があります。「剣客商売」の「剣の誓約」(第二話)には“田螺汁”が出てきますが、この中で「飯も汁の実も、噛んで噛んで、強いていえばほとんど唾液化するまでに噛みつぶし、腹におさめる大治郎の食事は非常に長くかかった。(中略)食事を終り、ゆっくりと一杯の白湯をのみ終えた大治郎が、仰向けに、しずかに寝た。これも父から仕つけられたことなのである。約半刻(一時間)、そのまま目を閉じ、静臥するのだ」とあります。

食後は迷走神経が働き、胃腸から肝臓への血流が増します。このときにあまり動き回って胃腸への血流を低下させないことが大切です。剣士として身体を養うための鍛錬・心得というわけですが、多忙な現代人にも大切な養生です。

①忙しくても食事(特に朝食)を抜かないこと ②しっかり噛んで食べること③ 食後は休息をとること(長すぎない午睡はお勧め) ④就寝3時間前までには夕食を済ませること

こうした食習慣の心がけや昼休みのちょっとした午睡(シエスタ)は、胃腸を整え疲労回復と仕事の効率アップに役立つことでしょう。

夏の疲れの残る季節の変わり目、一層の養生をこころがけたいものです。
なお漢方薬には胃腸機能の働きを整え疲労回復作用のある、「補中益気湯」、「清暑益気湯」、「六君子湯」など、多くの処方があります。これらはいずれも朝鮮人参を主とした「四君子湯」を発展させてできたものと考えられています。
どうしても疲れの抜けない時には、担当医にご相談を。