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暮らしと漢方

冬のだるさ

寒くなってまいりました。なかなか朝の寝床を離れたくないものです。
また、すっきりと目覚めない、何となくやる気が全く出ない、気分が沈みがちだ、
というかたもおられることでしょう。

漢方では(漢方でなくてもそうですが)、春・夏・秋・冬の四季を
「生・長・収・蔵」の4段階と考えます。
農作物に関して四季を考えますと、春は「生」で、種から芽が生えます。
夏は「長」で、木々の葉は生い茂り作物もすくすく伸びます。
秋は「収」で、農作物を収穫する季節です。
冬は「蔵」。すなわち、作物をいろいろな形で備蓄しておく季節なのです。

「生長収蔵」を動物に当てはめても、ほぼ同じことがいえます。
春には冬眠から覚めて活動開始、夏は生長してバリバリ活動し、
秋には来たるべき冬に備えて食物をため込み、冬は土にもぐって冬眠し、活動を停止します。

ひとも動物ですから、このような四季の変化が当然体に表れます。
とくに冒頭にあげた症状は、いずれも冬の「蔵する」性質でおこるもので、
本来自然な反応なのです。

しかし、余りにつらい場合には対策が必要です。お困りの方は一度ご相談ください。