保険が使える漢方診療・漢方治療 証クリニック 東京吉祥寺・東京千代田区神田(漢方内科・内科・神経内科・漢方消化器内科)

証クリニック 東京 吉祥寺 0422-21-7701
証クリニック 東京 千代田区 御茶ノ水(お茶の水) 神田 03-3292-7701
文字サイズ文字サイズ:小文字サイズ:中文字サイズ:大
サイトマップ
リンク
トップ > 暮らしと漢方 > バナナはいつ食べたらよいの?
暮らしと漢方

バナナはいつ食べたらよいの?

「朝バナナ」が流行ったのはいつのことでしょうか。
最近では不眠に「バナナジュースがよい」というホントかいなのネタが一人歩きしています。
これを実践して、夜中に小便に起きるようになり睡眠不足になってしまった方がおられました。寝る前のバナナジュースをやめていただいたら起きる事はなくなり眠れるようになりました。余計なお世話だったことになります。

漢方では果物は体を冷やす食品に分類されます。
特に南方のもの(*)はその冷やす力が大きいとされます。寝る前に摂取したのではお腹が冷えてしまい、夜中の小便になったと考えられます。それではいつならよいのでしょうか。

ベストは朝で、次いで昼となります。
それだけではありません。果物は血糖上昇が早くインスリンを短時間に多く要求しますので、糖尿病やその予備軍の方は少量にしてすぐ動かねばなりません。消費されなかった糖は中性脂肪となり蓄積されてゆくのです。冷を感じなくともメタボを悪化させるのです。そこから「朝の果物は金、昼は銀、夕は鉛」といわれるのです。

*パイナップル、マンゴ、キウイなど